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zoom RSS ホールオペラ 「コジ・ファン・トゥッテ」

<<   作成日時 : 2010/03/31 23:40   >>

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今年もホールオペラの時季がやってきました!!

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2008-2010、3年越しのサントリーホール モーツァルト&ダ・ポンテ三部作 、今年が最終回の コジ・ファン・トゥッテ です。このホールオペラが、ばもくんとみかちゃんにオペラの魅力を教えてくれたので、今回の公演も楽しみで楽しみで、毎日の通勤バモスの中で、CDを聴きまくって勉強していたのは言うまでもありません。

ゲットしたチケットは、3公演の最終日、3月20日(土)16:00開演15:20開場です。
と言う事で、ピカピカに磨き上げたバモスで向かいます。

サントリーホールは、一番通っているホールと言う事もあって、車で行くのもお茶の子さいさい!のはずでしたが。。。
ホールに到着したのはなんと3分前!!
この日は3連休の初日の日、今までに無い渋滞の連続、いつもは高速を使わずに2時間で到着するところ、一般道と高速を駆使して、3時間もかかっちゃってヒヤヒヤ、と言うか開演時間には間に合わないと諦めてさえいました。

しかし、ギリギリ間に合いそうな雰囲気になり、安全運転でダッシュ!いつも駐車する格安パーキングにとめていると間に合わないので、ホールと同じ敷地内にある「 ANAインターコンチネンタル 」の駐車場に駐車。

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ココについたのが5分前、もう駐車場から走ってエレベータに乗り、ホテルの優雅なラウンジも走り抜けて・・・
ホールに入ったのが3分前というわけで、、、ぎりぎりセーフで開演時間に間に合いました。

そんなわけで、席に着いたらすぐに、大好きなニコラ・ルイゾッティ が登場。

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オーケストラのメンバーに笑顔を振りまきます。

オペラを見に来ているといっても、ばもくんは指揮者を見るのがメイン。
今回の席は、ステージの真横の席 2階 3列 17 18 です。ココからの眺めは、指揮者もオーケストラも出演者もバッチリ見えるイイとこ取りの席でした。

そして、ジャン!ジャジャン!!
序曲の始まりです。

ニコラならではのありえないぐらいオーバーな指揮を見て、「 これだよこれ〜この指揮が楽しい音を引き出してくれるんだ〜 」と鳥肌を立てながら序曲に聴き入りました。

前回の 「 ドン・ジョヴァンニ 」も前々回の 「 フィガロの結婚 」 も、オーケストラも一緒に調和する形で、しっかりとした舞台セットが組まれていましたが、今回の コジ・ファン・トゥッテ は違いました。
ホールに入った瞬間、 「 あれ、セットこれだけ・・・? 」 と思うくらいに。。。

ステージの雰囲気は、オフィシャルHPでどうぞ↓
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/hallopera2009/index.html

ステージには、広めに床が張られているだけ、周りには黒子の絵が描かれた鏡のようなもので囲まれていて。。。それだけです。

しかし、序曲が終わり演技が始まるとそのワケがじわじわと分かってきました。
実は黒子が合唱の皆さんだったんです。簡単な椅子やベットを移動しながら演技をしたり、時には合唱したり、、、気持ちを表すときには、ステージに出てきて演技で表現したりと。
今回のステージセットはまさに 『 人で作り上げる 』 といった感じ。

文章ではこの雰囲気を上手く表現できないのですが、目で見て頭に入ってくる情報が明確過ぎないため、自分の中で空想を膨らませて楽しむ事が出来る素晴らしい演出でした。

この コジ・ファン・トゥッテ のあらすじは、フェッランドとグリエルという名の若い士官の前に現れた哲学者ドン・アルフォンソの 「 女は心変わりをするものだ 」 などと言う主張にのせられてしまい、 彼らの許婚、ドラベッラとフィオルディリージを、互いの許婚をあの手この手で口説き落として実験してみよう!と言う、なんともバカバカしいお話なんです。
普通は男が浮気をして〜・・・なんていう内容が多いと思うのですが、女が浮気性だなんて事を題材にしたお話が、18世紀にあったなんて意外な感じですよね。ただ、当時でもあまりにも女性を悪く扱った内容だと、非難の声も多く公演回数は少なかったとか。芸術は数百年後に開花する事も良くあるわけで、この コジ・ファン・トゥッテ もまさにその部類ですね。


さてさて出演者ですが、フィガロの結婚 から出演している、マルクス・ヴェルバの親しみのあるお茶目な演技に、セレーナ・ファルノッキアの素晴らしい響きのある声、エンツォ・カプアノのベテランの安心感をかもし出す雰囲気は何度見ても、最高です。

マルクス・ヴェルバ
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セレーナ・ファルノッキア
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エンツォ・カプアノ
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ドン・ジョヴァンニ から出演している、ダヴィニア・ロドリゲスは、コジ・ファン・トゥッテ の中で一番重要な小間使いのデスピーナ役、まるで本人の性格がこれなのかと思うほどのハマリ役です。

ダヴィニア・ロドリゲス
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今回初登場のニーノ・スルグラーゼは、安定した声量で、セレーナ・ファルノッキアとの2重奏では息ぴったりの響きを聴かせてくれました。そして、甘い声で、ばもくんもウットリとしてしまった、フランチェスコ・デムーロはたまりません。。

ニーノ・スルグラーゼ
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フランチェスコ・デムーロ
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この コジ・ファン・トゥッテ は、全体の3分の2が重唱なので、その響きも楽しみの1つです。そんな響きはサントリーホールならではの演出で楽しませてくれました。

普通だったら、歌手はみな正面を向いて歌いますが、響きの良いサントリーホールでは、1人は正面、1人は裏面を向き、ホール全体に響かせてくれたり、息継ぎの度に向きを変えてくれたりと、正面のS席に座っている人に申し訳なくなってしまうぐらい、あちらこちらに向けて歌う事でホール全体に響かせてくれました。

もちろん、出演者と同じステージにいるオーケストラの音もオーケストラピットを使うオペラとは違い、他のホールではない響きのあるオペラを楽しむ事が出来ました。

この3部作の演出は、もちろんこの人、舞台俳優でもあるガブリエーレ・ラヴィアです。
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3部作の最後に、あえてシンプルな舞台セットを使いながら、人を使った深い深い演出を見せてくれたガブリエーレの才能には驚きました。


この公演を最後に、18年間続いた ホールオペラに一度ピリオドを打つと言う事で、そんな公演を最高に楽しめたのは本当に幸せ気分でいっぱいになり、、、

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サントリーホールをあとにして、ばもくんとみかちゃんはANAホテルの中へと消えて行きました。。。
ANAホテルにで優雅に駐車しているバモスを迎えにね・・・(笑)


ホールオペラが生まれ変わって復活するのを楽しみに、もっともっとクラシックへの興味を深めていきたいと思っています。
サントリーホールさん!!また指揮者は ニコラ・ルイゾッティ でお願いしますね!!

公演詳細
サントリーホール モーツァルト&ダ・ポンテ三部作 2008-2010
ホール・オペラ モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ
(全2幕・日本語字幕付)

日時
2010年 3月14日(日)16:00開演(15:20開場)
3月17日(水)18:30開演(17:50開場)
3月20日(土)16:00開演(15:20開場)


出演
フィオルディリージ:セレーナ・ファルノッキア(ソプラノ)
ドラベッラ:ニーノ・スルグラーゼ(メゾ・ソプラノ)
グリエルモ:マルクス・ヴェルバ(バリトン)
フェルランド:フランチェスコ・デムーロ(テノール)
デスピーナ:ダヴィニア・ロドリゲス(ソプラノ)
ドン・アルフォンソ:エンツォ・カプアノ(バス)

指揮&フォルテピアノ:ニコラ・ルイゾッティ
演出:ガブリエーレ・ラヴィア
管弦楽:東京交響楽団
合唱:サントリーホール オペラ・アカデミー
舞台装置:アレッサンドロ・カメラ
衣裳:アンドレア・ヴィオッティ

料金 S27,000円 A23,000円 B19,000円 C15,000円 D8,000円

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<モーツァルト&ダ・ポンテ三部作2008-10ホール・オペラ> 2010年3月20日(土)16:00/サントリーホール ...続きを見る
オペラの夜
2010/05/01 13:49

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 ばもくんさん、こんばんは。

 安い席でしか聴かないので、声の聴こえ方に付いては半ば諦めていたのですが、ばもくんの仰るように歌手が後ろを向いて歌ってくれる場面も多く、今回はとても楽しめました。これは歌手も指揮者を直接見て歌う方が、安心して歌えるからかな?とも感じました。
Pilgrim
2010/05/01 21:16
そうですね〜モニターを見ながらよりも指揮者を直接見たくなるのは当然ですね〜

どの席でも均等に楽しめるのも素晴らしいことです。
是非ホールオペラはルイゾッティで再開してもらいたいものですね
ばもくん
2010/05/01 21:21

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